なふの備忘録

140字じゃおさまらないの

ハウトゥー院試浪人

おはこんばんにちは。なふです。

今日は院試浪人のやり方を説明していきます。

前提となる僕の情報を共有します。

  • 東北大学工学研究科電子工学専攻志望(電気系に含まれる)だった
  • 片平の研究室なので定員は院に上がる時に1〜2人分増えるけど影薄いから外部生ほぼ来ない(とてもイージー)

同じ研究科志望でも志望専攻が違ったり、

人気の研究室だったりすると勝手が違うと思うのでご了承ください。

第0章 院試の落ち方

何気に皆さん知りたいんじゃないでしょうか。

そもそも院試の不合格率が10%って噂ですし、

内部生は6割で確実、半分でもまぁ受かるとまで言われてます。

どうやったら落ちるのか反面教師にしたい方も多いと思います。

僕が落ちた原因は大体3つです。

  1. 苦手な科目で受験した
  2. わざわざストレスの溜まる環境で勉強した
  3. シンプルに基礎が成ってなかった

ですね。

 

まず1に関してですが、お恥ずかしながら電子工学専攻ですが、

電子回路と電磁気ができません

はい。学部の時の成績全部Cでした。

なのに僕は、同じ専攻志望のみんなが電磁気やら電子回路やらなんやかんやを選択し、

受けると言っているのに焦り(&流石に半導体レーザの研究室でこれはやばいとも思い)

わざわざ苦手な科目で受験しようと勉強しました。

無理でした。

 

ここで2ですね。

勉強に集中するために3食出てきて洗濯してもらえる実家にいつもより長めに

わざわざ院試の直前に帰りました。

実家普通に苦手なのでストレス溜まってそれどころじゃなかったですね。

勉強しててもいい感じのタイミングでなんか呼ばれるし、

休憩しててもなんか言われるし、

挙句の果てには院試落ちた連絡したら母親と弟に

「「勉強してなかったもんね〜w」」

って煽られました。

いやまぁおっしゃる通りなんですけど、

弟の浪人が決まった時に煽らなかった自分偉いと思います。(このブログ見てるか弟よ)

 

3ですがCで単位を錬成してた人に基礎なんかあるはずもなく(他の人に失礼)

全くわからない過去問と解答の睨めっこでした。

教科書の基礎問題に戻っても過去問が解けないっていう感じの重症患者です。

友達に教えてもらっても分かりませんでした。

 

というわけでこれから院試を受ける皆様は

研究内容関係なく、

ストレスなく勉強できる環境で、

基礎がしっかり身についた得意科目を

勉強しましょう。僕みたいにならないでくださいね。

 

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第1章 院試不合格後の選択〜就職or院試浪人〜

晴れて?不合格になったら研究室の先生と面談しましょう。

僕は落ちたことがわかった次の日に教授と助教にメールを送り、

面談をお願いしました。

メール漁ったら当時のメール出てきたので載せますね()

不合格で検索かけたら出てきました。拙いメールで泣きたい。

助教からはその日のうちにしばらく休んでねって慰めのメールきました(しゅき)

教授はちょうど出張だったため1週間後に面談をすることになりました。

1週間はぐうたら過ごしてました。

 

面談では先生から以下のような選択肢がいただけます。

多分、同じ学科の方なら同じような選択肢になると思います。

  1. 推薦リストの余ってるところに推薦で就職活動
  2. 卒業の単位をわざと出さないでもらい、留年し来年夏再受験(再来年4月入学)
  3. 卒業した後、半年間研究生として研究室に所属し、来年夏再受験(来年10月入学)

院にこだわりのない人は就職をお薦めします。

僕はなぜか院に行くんだ!!!と意気込んでいたので2か3を選択することになりました。(頭おかしい)

ちなみに、夏受験になった理由は電気系は春院試での募集がほぼないからです。

(本当にたまーーーーーーーに募集してるらしい)

 

ここで2と3のメリット・デメリットを紹介します。

「卒業の単位をわざと出さないでもらい、留年し来年夏再受験」

メリット

  • 来年落ちても推薦で就職するチャンス
  • 『東北大生』でいられる
  • 院進してもみんなと同じ3月卒なので就職活動がみんなと一緒!
  • 就職活動が修論に響かない!

デメリット

  • 『留年』することになるので学費が大変
  • 同期と卒業の時期が1年ずれる

 

「順当に卒業した後、半年間研究生として研究室に所属し、来年夏再受験」

メリット

  • とりあえず『東北大卒』を得られる安心感
  • 学部生1年間の授業料(以下、学費) > 半年間研究生でいる諸費(以下、研究生費)
  • 同期との卒業の時期のずれが半年で済む

デメリット

  • 万が一また院試に落ちた時、推薦での就職活動ができなくなる(注:学科によって違うかも?)
  • 就職活動の時期と予備審査の時期が被る
  • 秋から働ける企業少ないので卒業後半年ニートの可能性

 

ここで僕は悩んだ結果

「順当に卒業した後、半年間研究生として研究室に所属し、来年夏再受験」

を選択しました。

理由として1番大きかったのは学費です。

僕は1年間の授業料は払えない状況であり、

留年したことが授業料免除の申請の足枷となり、

免除の対象外になることが一番の懸念点でした。

留年がどの程度授業料免除の申請に関わってくるのかわからなかったため、

免除されず1年分の学費(約53万円)を払うリスクを背負うより、

半年分の研究生費(約26万円)を払った方が良いと考えました。

 

ちなみに、他の面でのリスクが大きすぎる(特に就職活動と修論の時期)ため、

学費を払う余裕がある方は留年をお薦めします。

 

こうして僕は無事卒業し、お金を納めて、研究生になりました!!

 

 

第2章 研究と院試勉強とコロナ

研究生になってすぐ、コロナの流行により、研究所が閉鎖しました()

僕はシミュレーションを中心に行っていたのですが、

ある日突然「明日からしばらく家で研究してね!」と言われてしまったため、

リモート環境の構築もクソもなく、なにもできなくなりました。

というわけで僕は5月末まで論文を漁りつつ

卒論のために放置していた院試勉強を再開することにしました。

 

当時の勉強計画としてはざっくりこんな感じでした。

4〜5月:教科書の例題を解いて勉強

6月:昔の過去問&春院試の問題

7月〜:最近の過去問と新範囲の基礎問題

 

うまくいくと思います?いかなかったんですよ〜〜〜^^

原因はまーだ電磁気とかで受験しようとしてたからですね。

5月中旬くらいまでは電磁気とかで足掻いてましたが、

試しに解いた情報科目の簡単なこと!!(人によります)

というわけで5月中旬(6月になってたかも?)から本格的に科目を絞り、

過去問を解きまくっていました。

 

僕の選択科目は「情報基礎1、数学基礎、電気工学、計算機1」にしました。

一応簡単だったら情報基礎2、計算機2も解けるように対策はしてました。

また、僕の年はコロナの影響でTOEIC受けられない人が多かったため

英語は免除されました。(学部の英語の成績見られた気もする......?)

 

そうこうしているうちに研究室に行けるようになり、

シミュレーションを回しつつ、過去問解きつつ......

という感じで過ごしました。

 

第3章 院試本番とその後

特にもう話すことがほとんどないのでさらっと情報だけ提示します。

夏院試は他のB4の子たちと同じ日程で同じ問題での受験ですが、

枠が違ったため、留学生や他大生っぽい人や、院試浪人してる人と受けました。

合格発表日も同じです。

 

ここが重要なのですが、他のB4と違い受かったらすぐに入学手続き等があります

そりゃまあ10月入学ですからね。

てんやわんやしてるうちに東北大学院生になりました。

 

就職活動は周りに秋入学者に関する情報を持ってる人がいなかったので

同期だった人たち(22年3月卒)と混ざり11月頃の企業フォーラムで様子見し、

メーカーからインフラまで質問して周りましたが、

どうやら1個下(23年3月卒)と一緒に就活すればいいことが分かりました。

つまりまぁ、恐れていたように下手すると就活時期と予備審査(6月)が被ります

これを回避するために推薦から巷で噂の早期選考、奨学金返済支援制度などなど

色々調べて就活に臨んだのですが、これ以上の話はめんどいので次の記事でします。

 

他にも聞きたいことあったら追記しますのでどんどん質問ください!

僕なんかの失敗談が皆様のお役に立てればこれ以上の嬉しいことはありませんw

自分のことをどうも可愛いと思えないやつがミスコンに出た理由

おはこんばんにちは。なふです。

アンケートの最初の方では需要ないと思ってたミスコンの話が1位になってたので、

とりあえずこの話からします。

以下、注意事項です。

 

  • 亡くなった方の話をしますので、ナイーブな話が苦手な方、影響を受けやすい方はご遠慮ください
  • LGBTQ+系統の話も絡みますので、このような話題に触れたくない方はご遠慮ください
  • ここで出てくる方が誰か言及、詮索するような投稿はお控えください。このような投稿が散見された場合は即刻非公開にいたします。
  • なるべく人物が特定できないようになるべくぼやかしますが、この話を知っている方で、この表現では特定できるのではないかと思われた方は大変申し訳ないのですがご指摘いただけますと幸いです。即刻非公開にし、対応いたします。

 

以上、よろしくお願いいたします。

 

 

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学部3年の時でした。

ある日いつも通りスマホをぽちぽちしてるとミスコン事務局からDMが届きました。

 

「なふさんがXさんよりミスコンに推薦されました。

参加されますか。

連絡をください。」

 

とりあえず、びっくり。

まさか推薦されるとなんかこれぽっちも思っていませんでしたし、

第一こんな顔のやつがミスコンに出ていいのかとなりました。

最初は友達と話し、目立ちたくないしやめておこうという気持ちになっていましたが、

ふと『なふちゃんは可愛いからミスコン出れるよ!』とあの子の事を思い出しました。

 

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まだ、僕が川内で授業を受けていた時期、

学部学科問わず見かけたら挨拶する程度の知り合いが結構いました。

その中の1人で目がくりくりで可愛いなぁと思っていた子がいました。

(Xちゃんの次に登場したのでとりあえずYちゃんにする)

Yちゃんにはコンプレックスがあったようで初めて話した時は

すごーーーーーーーーーーく緊張していましたが、

当時、僕も同じようなコンプレックスがあったので逆にYちゃんのも気にならず、

普通に話していたら見かけるたびに笑顔で話しかけてくれるようになりました。

 

 

Yちゃんは『私は全然可愛くないから......おしゃれ難しい......』

的なことをよく言っていましたが、

そろそろ青葉山での授業が中心になるかなぁというような時期には、

Yちゃんに似合うメイクをしてYちゃんのスタイルにぴったりのワンピースを着て

眩しい笑顔が映える可愛さマシマシの子になっていました。

『なふちゃんかわいいよ。ミスコン出られるよ!』なんて言ってくれましたが、

当の僕は、「Yちゃんも可愛いよ!」と返して気を悪くされるのも

喜んで調子乗ってると思われるのも怖くて、

ただ「そんなことないよwwかわいくないよww」と返すだけの愚かな人間でした。

なんとなく、他人から可愛いって言われるのが怖かったのです。

 

 

川内での授業がなくなり、Yちゃんや他のよっ友と会う機会も減り、

ほとんど接点がなくなりました。

僕は単位に、サークルに、バイトに追われ慌ただしい日々を過ごし、

よく話すのも、同じ学科やサークルの友達が多くなりました。

(まぁ、多分みんなこんなもんよね)

そんなある日、Yちゃんとの共通の友人から連絡がありました。

「Yちゃんが亡くなった......」

 

 

 

 

知り合いが亡くなるのが初めてだったので頭が真っ白になりました。

その友人も混乱していたので、とりあえず会って話そうとなりました。

亡くなった日のこととか経緯とか全部話し、友人の方が落ち着いてきた頃、

「Yちゃんね男だったんだよ......」

と友人が教えてくれました。

 

 

なんかもう訳のわからない感情でいっぱいになりました。

可愛いワンピースに身を包みとびっきりの笑顔のYちゃんとの直接した最後の会話が

『なふちゃん可愛いからミスコン出れるよ!』

だったのを思い出し、恥ずかしいやら悔しいやら、自分の情けなさでいっぱいでした。

僕は、誰かが死ぬのを止めることはできないと思っているし、

ましてや、亡くなってしまった後に「あの時こうしてあげればよかった」

なんて烏滸がましいことは思っていません。

けれど、Yちゃんが僕のとは比べ物にならないくらい

それをコンプレックスだと思ってたんだなとか、

あんなに似合うメイクをどのくらい練習したんだろうとか、

きっと(女性よりも)がっしりしてしまう体型をカバーする服装の研究に

どれほど時間をかけたんだろうとか、

なんかそういうのを全部含めて悔しかったです。

Yちゃんがどんどん可愛くなっているのに、

いつかのもう顔も思い出せない誰かのことを思い出して、

可愛いって伝えるのも、褒められたことを喜ぶのも自分で勝手に怖くなって、

Yちゃん自身の人柄とか優しさとか見ずに

「可愛い」の一言が言えなかった自分が愚かすぎて辛くなりました。

なにお前が辛くなってんだよって感じですが。

そうして、僕は、自分の弱さをただただ悔やんで、

過去に戻って何か言ったとしても変わらなかっただろうと思いながらも、

過去に戻って何か言いたいのも自己満足に過ぎないんだろうと思いながらも、

時々思い出しては、影を落とすこの出来事を胸にしまい、

また、単位たちに追われる日々を過ごしました。

 

 

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Yちゃんが言ってくれてたミスコンに推薦されました。

これはチャンスです。

自分に自信がなくて可愛いを喜べないのも、可愛いを伝えられないのも、

なんの努力もしてないのに他者からの可愛いを消費する自分になるのも、

全部嫌だ、全部変えたい。

僕は自信を持ってステージでみんなに、

可愛いは誰でも作れるし、僕はミスコン期間で可愛いを作ったんだ!

って証明してやる!

 

 

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とまぁ、こんな感じでミスコン出ることにしました。

頑張って遡って見つけてくれたらわかると思うけど、

最初から「ミスコン期間で可愛いを作るからその過程を楽しんで!」

って言ってたはずだし、その気持ちに嘘はなかったけど背景はこんな感じです。

 

いやぁ、そりゃまぁ、可愛くなかったので(というかなんもしてなかったので)

なんやこの眉毛ふざけてる奴って感じでしたけど、

なんとしてでも可愛いを作れるを証明したかったんです。

 

自信を持ってYちゃんに「可愛いからミスコン出ちゃった!」って伝えたいですね。

あとは、「遅くなっちゃったけどあの時のワンピース姿めっちゃ可愛かった」

って言いたいですね。

 

 

ずっと隠すには辛かったの自分語りしてごめんなさい。

きっと多分言えなかったことを赦して欲しいんでしょうね。わがままでごめんなさい。

僕がミスコンで頑張ったことが誰かの可愛いを作る糧になっていれば幸いです。

 

 

追記

実はミスコン後に、もう1人、僕が可愛くなるのを、自信をつけるのを手伝ってくれた子が

亡くなりました。

もう怖くてそれ以上のことは聞けてないです。

遠くに住んでるので直接会ってミスコンのお礼言えなかったこと、

メンタル不調になったせいで会いに行くチャンスを失ったことを

どうしようもなく後悔してます。

もしかしたら2人の人生にとって僕はただのモブAにしかすぎないのかもしれません。

2人とも僕のことなんか忘れてると嬉しいなとも思います。

でも、僕はとても弱いので、きっとまた同じように後悔することがあるのでしょう。

人間いつ死ぬか分からないので、言いたいことは、言える時に言おうね。

媚びを売ることのススメ

 

お久しぶりです。

学会用のスライドを作ってたら頭がこんがらがってきたので、30分だけこの記事を書くために頭を使います。

 

皆さんは「媚びを売る」って単語を聞いたときにどういうことを思い浮かべますか?

www.weblio.jp

まぁ、上司にへこへこしてる様子を想像する人が多いと思うんですけど、なんかあんまりいいイメージないですよね。

「媚びを売る」って悪口にも使われますもんね。

僕も高校の時よく言われてたらしいです。知らんけど。

 

そんな、割とマイナスなイメージが多い「媚びを売る」という行為ですが、実際に媚びてるって言われた行為を僕は推奨したいと思います。

ちょっと結論から述べようと思ったんですが隙があったので自分語り形式にします。

だるかったら、後ろの方まで飛んでください。

 

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僕が本格的に媚びを売り始めたのが、高校1年の後期ですね。

前期の終わりに通知表もらって成績見たら体育だけほんのちょっと悪かったんですね。

それで、今は全くそんな気ないけど、万が一大学受験の時に推薦使うことになって、体育のせいで評定下がるの嫌だな、

 と思ったんですよね。

 

さて、体育の成績アップ作戦の開始です。

しかし、僕は運動全く得意じゃないです。

当時、中高6学年併せて30人(そんないた?)のソフトテニス部で万年ベンチどころかベンチすら後輩に取られてました。

乱打が文字通り「乱」打になる感じの残念な奴です。

 

当然、体育でスーパープレーをすることもできなければ、アシストもできません。

かといって、本当に何もできなくて心配になるレベルの運動音痴でもないので、悪目立ちもしません。

 

僕がせいぜいやっていたのは、授業の振り返りをびっちり埋めるくらいのことでした。

困った。

どんなに頑張っても見てもらえなければ、何ができなかったのか、何ができるようになったのかも見てもらえません。

先生はノートを見て「あ、そうなんだ、ふーん」で終わりです。

 

そこで僕は考えました。

「これ、先生に成長を感じてもらえるように仕向ければいいのでは?」

 

僕はほぼ毎授業で先生に声をかけ、うまくいかないところを伝え、アドバイスをもらうようになりました。

うまくできるようになったら先生にありがとうございますって伝えに行きます。

 

こうすることで、先生がノートに書かれてることだけを見て評価していたのを、ノートを見たときに僕がどんなことを自分に聞いてきて、どんなアドバイスをしたか、そして僕はどう工夫していたのかを想起できるようにしました。

相手に自分の努力をわかりやすく、成長を感じやすくなるようにしました。

 

すると、先生は僕を気にかけてくれるようになり、「うまくいってるか?」と声をかけてくださるようになりました。やったね!

 

作戦成功です!

前期の時から急に運動神経が良くなったわけでもないのに、後期から卒業までいい成績キープできました!

これを他の科目(美術とか)にも応用したら、成績落ちなかったし、めっちゃ先生と仲良くなりました。

 

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とまぁ、こんな感じです。

僕が「媚びを売ってる」って言われた行為は「自分が努力して成長してることを感じてもらうためにしていたアピール」です。

もちろん、僕は体育の振り返りをびっちり書いてましたし、課題もクリアしました。

他の科目もテストで高得点とってましたし、課題もちゃんと出してました。

 

僕は別に「媚びを売る」ことに全精力を注いでたわけじゃないです。

ただ、自分が頑張ってるのに気付いてもらえなかったらもったいないじゃないですか。

こーーーーーーーんなに真面目に苦手なこともやってるのにね!

 

評価する側も人間なので、目立つ人がどうしても目に入ります。

0を100にした人も、100を101にした人も、結果を出していますが目立ち方も違うし、評価の仕方も変わってくるでしょう。

自分が努力をして、評価されるべき側面があるのに、見てもらえなかった。もっといい評価がつくはずなのにつかなかった。

 

評価をする側が見てなかったのか、自分の努力が足りなかったのか、それもすべて評価されてからでは遅いのです。

 

媚びを売りましょう。

努力が正当に評価されるために。間違ってた時に助けてもらうために。

周りにぐちぐち言われても関係ありません。

評価が上がったらそれはあなたが頑張っているのを、成果を出しているのを、成長しているのを、見てもらえただけです。

「そんなこと」で溢れる社会③

どうも~!お久しぶりです、naphthaleneです。

 

というわけで暗黙のルールについて考えていきたいと思います。

暗黙のルールって言ってもいっぱいあるので今回は特に就活周りのことを考えていきましょうかね。

 

僕の個人的な意見としてはめんどくさいなぁと思いつつ、守った方がいいと思ってます。

多分世の中の大多数の人が守った方がいいと思ってると思うんですけど、じゃあなんで守った方がいいのかってことなんですよね。

長文になると思いますがお付き合いいただければなと思います。

なんかたぶん途中イラっとしますが最後まで読んでください。

 

結論から言うと、暗黙のルールを守ることは、

1.ほかの人と共同作業を円滑にこなす姿勢を示す手っ取り早い方法

2.あなたの会社に敬意(または好意)を持っていますと示す手っ取り早い方法

なんだと思います。

 

 

まず、新卒の就活生を選ぶときにその人の能力とかほとんど見られていないと思うんですよ。

そもそもただの学生に即戦力を求めてもしょうがないですし、即戦力になる程度の能力かどうかを測るにはコストも時間もかかりますよね。一般企業では無理ですね。

だから能力だけが見られる新卒採用なんか存在しないんじゃないでしょうか。

 

そのうえで、じゃあ、就活で何が見られているかっていったら「この人はこの会社で他の人とうまくやっていけるか」ということだと思います。

暗黙のルールを守るということはこの日本社会での一定の価値観を共有できる人物であることの証明になります。

まぁそりゃそうですよね、敬語は丁寧な言葉として義務教育で習いますから、使っていればこの人は丁寧な言葉が使える人なんだなってなりますよね。

身だしなみを整えていれば、この人は清潔感がある人なんだと一目でわかるので便利ですよね。ハロー効果関係なしに身だしなみ整える手間をかけられる人→清潔感を意識してる人ってなりますよね。

 

暗黙のルールを守ろうとする姿勢は何か(めんどくさいこと)を気にするかもしれない人へ、あなたに(暗黙のルールを守る程度には)気を遣っていますというメッセージになり、めんどくさいコミュニケーションのずれを最小限に抑えることができます。

(まぁ、そんなめんどくさい人と関わらなければいいといえばそれはそうなんですが、仕事の中で、どうしてもそういう人と接することもあるでしょう。)

暗黙のルールを意識してるかどうかは、ほんの少し見て話せばわかるので採用する側からしたら手っ取り早いですね。

 

 

 

あと、次は会社に敬意や好意を伝えるって話ですよね。はいはい。

単純な話、好きな人ができたらその人に好意を伝えるために、まず身だしなみとか行動に気を遣うよね......?

子供じゃあるまいし、ありのままの自分で勝負するなんて愚かなことしないよね?

相手にどういう印象を与えるかどうか関係なく、好意を持った相手にだらしない自分を見せるの......?まだ相手に好かれてもないのに......?

ということです。

 

以上、僕の考える暗黙のルールとか「そんなこと」を守った方がいい理由になります。

最後になりますが、後半に関しては、読者が不快にならないようにするってことを考えずに雑に煽り散らしてみました。

もし不快になられたらごめんなさい。

どこかで、暗黙のルールを意識してるなと思っていただければ幸いです。

 

それでは。

 

 

 

「そんなこと」で溢れる社会②

こんばんは、なふです。 

なんか久しぶりにアクセス解析見たらめっちゃ見てくださってる方いてビビりました()

ありがとうございます。今日もちょっと頑張って書いてみます。

 

 

今回も前回に引き続きちょっとだけ開発系の話題が絡みます。

2ヶ月くらい前に、ある経済学部の方からLINEで「起業するからアプリを作って欲しい」との連絡を受けました。

以前にも別の件でお誘いがあったのですが、その時は見送っていたので今回は協力したいな、仕事だ嬉しい〜って感じの軽い気持ちで話を聞かせてもらうことにしました。

 

 

まぁそのアプリの詳しいことは置いておいて、いよいよお金の話になりました。

話し下手なのであんまりうまく交渉できなくて相手の出方を伺っていたところ

 

「「あんまり出せないけど、他のバイトと同じくらいの時給なら出せます」」

 

なんかこの時点で何かを察し、とりあえずその場は一旦おひらきにして、仕様書だけいただきました。

その仕様書を元にバイト先の先輩に聞いたり、ネットでめちゃくちゃ調べて見積もったらそのアプリだけで500万は確実に超えるんですよね。(管理費とかもろもろ追加したら1000万超えてもおかしくない)

 

絶対に出せないだろうなぁって思いつつ、もう一度その方に『このアプリに合計でいくら払う予定でしたか?』と連絡をとってみたところ、「5万円くらいです」って返ってきたので丁重にお断りしました。

 

 まぁ、実際の相場を知らない方がほとんどでしょうし、この記事を読んでそんなにかかるのか......と驚かれた方もいると思います。

 

 

僕は一応中高生にプログラミングを教える仕事をしていますし、研修の過程で1つアプリをリリースした経験もあります。

自分の仕事に誇りを持っていますし、賛否両論あるもののプログラミングの楽しさを早くから知ってくれる子がどんどん増えることはとても嬉しいです。

 

「たった5日間のプログラミングのキャンプで楽しみながらも簡単なオリジナルアプリが作れる。」

僕はこれをとてもすごいことだよと参加してくれている子に何度も伝えましたし、実際そう思っていました。

 

そう思っていると思っていました。

 

でも実際は、『僕なんてあんな程度の簡単なアプリしか作ったことないし、プログラミング詳しくないし、ネットワークのことも全然わからない。そんな程度のことしかできないポンコツだ。僕なんて何もすごくない。』とめちゃくちゃ自己評価低かったんですよね。

 

 

今回の一件でめちゃくちゃ矛盾していることに気づいたんですよ。

僕には少なくとも40万円(アプリの単価でこのくらいらしい)出してもらえるほどのことができるのにそれを「そんなこと」だと評価し、

一方で教え子たちには「そんなこと」じゃない、とてもすごいことだから自信持ってって言ってました。

 

めちゃくちゃ恥ずかしいです。

僕は今まで何を教えてきたんだろう、教え子たちになんて失礼なことをしてたんだろうって。

 

 

自分の見てきた世界が広がれば広がるほど、上にいる人のことを気にしすぎて、自分のできることを「そんなこと」って低く見てしまうことが多くなっていく、

あるいは「そんなこと」って言われる機会が増えてくるんじゃないかなって思います。

でも、「そんなこと」だと思っていることでさえ、それができるということはめちゃくちゃすごいことなんです。

価値が何かで置き換えられないとなかなか気づけないかもしれないけれど、もしかしたら「そんなこと」に何十万の価値があるかもしれません。

 

 

僕はまだまだ自己評価低いし、もうこれは治せませんw

けれどもう少し、自分のできることに目を向けてできることに「そんなこと」っていわないようになりたいなぁって思っています。

きっとその方が楽しいし、他の人のできることにも目を向けられるようになると思うので。

 

ちょっと長くなったし、だらだらしてしまったけど、備忘録もかねて。

今日はここまで。今日も頑張って生きます。

「そんなこと」で溢れる社会①

どうも、なふです。

ただの自己紹介に20以上のアクセスをいただいて恐縮してます。

ありがとうございます......!

 

先日、Twitterで以下の記事を共有してたのを覚えてくださってる方はいるでしょうか?

qiita.com

今回はこれをふまえて思ったことを書いていくので一読してくださると幸いです。

 

 

さて、本題に移ります。この記事を読んだ時に、みなさんどんなふうに思われましたか?

今まで「なんで男女どちらかなんだ」「そんな設定もすぐに変更できないのか」と思っていたけれど、最後まで読んで、「よくわからないけどエンジニアも大変なんだな」って思い直してくださった方もいると思います。

 

残念ながら『gender』とか「そんなこと」に気を配れる人も多くはないのでしょう。日本人のLGBT割合は7.6%らしいですし、マイノリティであることは事実です。

その一方で、全エンジニアが「そんなこと」と思っているわけではないと言うことも理解していただけたら嬉しいです。

 

そして、このエンジニアの見えていなかった悩みに対して「そんなこと」さえできないのかと思っていたことも忘れないでください。

 

 

世の中では自分で気にしていることが「そんなこと」として扱われ、自分が心のどこかで誰かの大切なものを「そんなこと」と決め込んでいることがたくさんあるのではないでしょうか。

それによって互いを理解できなかったり、一悶着あることだってあると思います。

 

この社会には「そんなこと」で溢れてます。

誰かの「そんなこと」で他の誰かを傷つけないために、この「そんなこと」で溢れた社会に対してどう向き合って行けばいいのか、僕が考えたことをシリーズで書いていきたいと思います。

 

今日はここまで。電気回路のレポート書かなきゃ。

はじめましての人ははじめまして

こんにちは、このブログを始めるにあたり、自己紹介と始めた理由をざっくり書こうと思います。

僕の名前はnaphthaleneです。「なふ」とか「なふちゃん」とも呼ばれています。

宮城県のくまさんがよく出る大学の3年で、専攻は電子ですが情報系も趣味で勉強してます。

 

コントラクトブリッジという世界一知的なトランプゲームをやっていますがへっぽこです。ただ結構頑張ってはいます。

エレクトーンを演奏するサークルにも入っています。こちらもへっぽこです。ピアノを10年以上やってたのでそのおかげかこっちの方がまだマシかもしれません。

 

趣味と長期休みの仕事としてiPhoneアプリ開発をしていますが、こちらもへっぽこです。ただ、へっぽこなアプリを完成させたという実績だけはあります。

 

時々、性別はどっちですかって聞かれます。

sexとしての性は女です。genderはわかりません。

naphthaleneだから中性ってことにしてます。

 

人間不信で、メンヘラで、ネガティブで、人と話すのが苦手です。

人に迷惑をかけない程度で生きる努力をしています。

どうしようもないことはどうしようもないと受け入れる強さはあります。

 

こんなクソみたいな僕がクソみたいな頭をフルで使って考えた140字以上の言葉をただ垂れ流す場所が欲しい。見たい人だけが見れる場所が欲しい。

そう思って始めました。

 

なんか気持ち悪い文章になったけど、他の記事は色々と深く考えた上でちゃんと文体を整えて書く予定なので、どうかよろしくお願いします。

 

今日の考え事はここまでです。みなさんどうぞいい夢を。